健康診断・予防接種で疾患のリスクを低減
人間同様に大事な健康診断と予防接種
ペットと楽しく過ごすためには、日々の予防が重要ですので、病気やケガが無くても健診を受けることをおすすめしています。健診を受ければ何らかの問題があっても早期に発見できますし、動物の年齢に応じたアドバイスもできます。また、予防接種もしっかり受けることで、重篤な病気を回避しやすくなります。
ペットと楽しく過ごすためには、日々の予防が重要ですので、病気やケガが無くても健診を受けることをおすすめしています。健診を受ければ何らかの問題があっても早期に発見できますし、動物の年齢に応じたアドバイスもできます。また、予防接種もしっかり受けることで、重篤な病気を回避しやすくなります。
犬や猫は人間の数倍の速度で歳を取っていきます。そのため人間が年に1回健診を受けることを考えれば、動物の健康診断は年に数回受けることをおすすめします。
健診では成長に応じた注意点などもアドバイスできますし、日常のケアで気になることをお尋ねいただく場としてもご利用いただけます。
ワンちゃんの場合、生まれてから月齢に応じて、以下のような様々な健康診断があります。種類に限らず定期的な健康診断をおすすめしています。
生後すぐ |
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1ヶ月齢 |
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2ヶ月齢 |
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3ヶ月齢 |
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4ヶ月齢 |
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5ヶ月齢 |
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6ヶ月齢 |
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※一歳齢以降は原則半月に一回健康診断に来て下さい。
予防接種は動物医療の過去の知見を踏まえて、重篤化しやすい病気の回避のために作られています。狂犬病ワクチンのように義務付けられているものと、接種が自由なものがありますが、できるだけご利用いただくことをおすすめします。
予防接種はペットとの楽しい日々を長く過ごすためだけでなく、人間や周囲のペットに感染を広げないためにも役立ちます。動物の種類ごとのリスクなども説明しますので、いつでもご相談ください。
フィラリア症
フィラリア症は蚊に刺されることで感染する寄生虫疾患です。フィラリアは予防すれば100%防げる病気です。
ノミ
皮膚や被毛に寄生し、痒み・皮膚病の原因になります。ノミが寄生した場合、皮膚を噛むことでノミの唾液が体内に入り炎症を起こします。
マダニ
ノミと同様に、様々な病原体をもっており、吸血により病原体を移し、バベシア症やヘモプラズマ症などの発症要因になります。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は人間に感染する病気です。感染源はダニです。症状は発熱と血小板(血を止めるために必要な血液の成分)が減少することで出血しやすくなる病気です。
ワンちゃんの病気を予防する方法は大きく分けて次の4種類です。
混合ワクチン接種
(5種、10種)
狂犬病ワクチン接種
フィラリア駆虫剤投与
(おやつタイプ、錠剤タイプ、粉タイプ、滴下タイプ)
ノミ・ダニ駆除剤投与
(おやつタイプ、滴下タイプ)
5種混合ワクチン
¥7,200(税込み)
「犬ジステンパー」・「犬アデノウイルス2型感染症」・「犬パラインフルエンザ」・「犬パルボウイルス感染症」・「犬伝染性肝炎」に有効です。
10種混合ワクチン
¥8,500(税込み)
「犬ジステンパー」・「犬コロナウイルス感染症」・「犬アデノウイルス2型感染症」・「犬パラインフルエンザ」・「犬パルボウイルス感染症」・「犬レプトスピラ感染症カニコーラ」・「犬レプトスピラ感染症イクテロヘロマジー」・「犬伝染性肝炎」・「犬レプトスピラ感染症グリッボチフォーサ」・「犬レプトスピラ感染症ポモナ」に有効です。
猫の病気を予防する方法は大きく分けて次の3種類です。
混合ワクチン接種
(3種、5種)
フィラリア駆虫剤投与
(滴下タイプ)
ノミ・ダニ駆除剤投与
(滴下タイプ)
3種混合ワクチン
¥4,050(税込み)
「猫ウイルス性鼻気管炎」・「猫カリシウイルス感染症」・「猫汎白血球減少症」に有効です。
5種混合ワクチン
¥5,230(税込み)
「猫ウイルス性鼻気管炎」・「猫カリシウイルス感染症」・「猫汎白血球減少症」・「猫白血病ウィルス感染症」・「猫クラミジア感染症」に有効です。