院長紹介
院長
小森 芳昭 YOSHIAKI KOMORI
こんにちは、院長の小森芳昭です。この病院案内の冒頭として、私の略歴をお話しさせて頂きます。私は、神戸に生まれ神戸に育ち、神戸市立東舞子小学校、同歌敷山中学校、兵庫県立長田高校と常に地元で学んできました。その後、大阪府立大学に進学し、獣医学を修め、首席で卒業することができました。大学では、分子生物学講座に在籍し、ほ乳類に存在する酵素を大腸菌に作らせる研究(遺伝子DNAを大腸菌に組み込ませることにより)を行っていました。
この研究は、一見実際の診療、すなわち臨床とは何も結びつかないように思えますが、先天的な酵素欠損などの分子病の解析手順や、分子レベルでの病気の成り立ちを理解することができるなど、日々の診療に非常に役立っています。また、学生時代に遺伝子工学を学んだことは、ほかの臨床医の苦手とする分野であるだけに、私の病気に対するアプローチに幅広さを与えくれている、と考えています。
現在は、ここ「神戸西動物医療センター」で臨床の道を歩んでいますが、私は臨床家としてだけではなく、分子生物学者としてまた、獣医臨床になくてはならない、一人の動物を愛するものとして、最大限の努力をしていきたいと思っています。